基本情報
- 発行国: イギリス
- 発行年:1958
- 発行元:ロイヤルミント
- 額 面: ソブリン
- 品 位: 金(917/1000Gold)
- 重 さ:7.9881g
- 直 径:22.05mm
- エッジ:プレーン(Proof仕様)
- グレード:PCGS PR69 DCAM(Deep Cameo Proof)
1958年 ロイヤルミント・プルーフ・ゴールド・ソブリンは、エリザベス2世のギリック肖像シリーズの最高峰であり、極めて希少な一枚です。
特に、PR69 DCAMの最高鑑定品として世界に1枚のみという点が、コレクターや投資家にとっての究極の価値を持っています。
市場に出回ることがほとんどないため、入手する機会は極めて限られているでしょう。
デザイン:エリザベス2世のギリック肖像(右向き)
デザイナー:メアリー・ギリック(Mary Gillick)
【特徴】
エリザベス2世の最初の肖像で、王冠を被らない若々しいデザインが特徴
(「ヤング・エリザベス」または「ギリック・ポートレート(Gillick Portrait)」として知られています。)
1953年から1967年の間、ソブリンに使用された伝統的なデザイン。
柔らかく洗練された彫刻が、プルーフ仕様の鏡面仕上げと調和している。
プルーフ版は特に希少で、市場ではめったに出回らない。
【刻印】
エリザベス – II – 神の恵みにより – 女王 – F : D : +
意味:「エリザベス2世、神の恩寵による、イギリスの女王、信仰の擁護者」
デザイン: 聖ジョージとドラゴン(St. George and the Dragon)(右向きの馬上の聖ジョージ)
デザイナー: ベネデット・ピストルッチ(Benedetto Pistrucci)
【特徴】
1817年から英国のソブリンに採用された伝統的なデザイン
プルーフ仕上げにより、聖ジョージのダイナミックな動きが際立つ
エクセルグ(地面部分)に「B.P.」の刻印と、年号「1958」
本コインは、通常の流通ソブリンとは異なり、特別に製造されたプルーフ仕様であり、極めて美しい仕上がりとなっています。
ミラーフィールド(鏡面仕上げ)の背景と、フロスト加工(カメオ効果)の肖像・デザイン部分
PCGS PR69 DCAM(Deep Cameo)の評価を受けており、通常のプルーフコインよりも強いカメオ効果が確認できる
極めてシャープな彫刻と、完璧な保存状態
希少性:R4(Marsh基準) ※現存するプルーフ版はわずか11~20枚と推定
PCGS:PR69 DCAMグレードでは唯一の鑑定品(シングル・ファイネスト)
市場価値
1958年のプルーフ・ソブリンは極めて希少で、市場にはほとんど出回らない
2020年代に入り、エリザベス2世のギリック肖像の人気が急上昇
特にプルーフ仕様はプレミアム価格で取引される傾向がある
① ギリック肖像シリーズの最高峰
1958年プルーフ・ソブリンは、エリザベス2世のギリックシリーズの中でも特に希少
ギリックデザインのプルーフ版は流通貨よりも遥かに少なく、コレクター垂涎の一品
② 最高鑑定 & 世界に1枚のみ
PCGS PR69 DCAMの唯一の鑑定品(シングル・ファイネスト)
市場にほぼ出回らず、今後の価格上昇が期待される
③ 美しいプルーフ仕上げ
Cameo(カメオ)効果が強く、視覚的な美しさが際立つ
通常の流通コインとは異なる、特別な製造技術
④ 長期的な資産価値
過去10年間でエリザベス2世のギリック肖像コインの価格は急上昇
最高鑑定品は、今後もプレミアム価格での取引が見込まれる
メアリー・ギリック(Mary Gillick)は、イギリスの著名な彫刻家であり、エリザベス2世の「ヤング・エリザベス(ギリック肖像)」をデザインしたことで広く知られています。
彼女は王立芸術大学(Royal College of Art)で学び、主にメダルやレリーフ彫刻を手掛けました。1952年に行われたエリザベス2世の硬貨デザインコンペティションで採用され、1953年から1967年にかけてイギリスのコインに彼女のデザインが使用されました。
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